消毒や除菌溶液を便利に使用できる用具を実用新案に登録出願

新型肺炎コロナウイルスの感染拡大に伴い普段から使い慣れない消毒効果のある薬品を一般消費者が反復して使用することが多くなった。消毒効果が期待できる溶液としてアルコール類、塩素系消毒薬などがある。いずれも対物消毒する際に消毒溶液の入ったスプレーなどで噴霧しながら手肌の荒れを懸念しつつペーパーや布巾等で拭き取るしかなかった。アルコール消毒液に関しては噴霧により有効成分が揮発しやすいことから大量噴霧する必要があり経済的にも乏しく、さらに大量噴霧することで屋内使用においては爆発性のガスが充満する危険性があった。塩素系消毒液に関してはそもそも手肌や粘膜に触れることはできないからゴーグルなどを装着し噴霧以外の方法で使用するしかなかった等々の課題について、弊所は令和2年5月消毒、除菌溶液を便利に使用できる用具を実用新案の登録願いを申請した。今後延滞なく各専門家、法律家などと摺合せし、クラウドファンディングや支援金などを利用して実用化する方針。

2020年06月03日